機械学習の基礎応用

ニューラルネットワークモデルの学習曲線で、訓練損失が第100エポックから第200エポックの間で0.45から0.42へ低下しているのに対し、検証損失は0.48から0.51に増加しています。この傾向が続く場合、学習を進める際の最適な判断はどれですか?

A.検証損失の悪化が続いている証拠なので、学習を第120エポック時点で停止する← 正解
✓ 正解です。訓練損失は改善していますが検証損失は悪化しており、過学習の典型的な兆候です。未知データへの汎化性能を保つため、早期停止が最適です。
B.訓練損失が改善しているため、第300エポックまで学習を継続し、より良いモデルを目指す
✗ 訓練損失の改善だけに着目すると、過学習が進行し本番環境での精度低下が加速します。汎化性能の指標となる検証損失を優先すべきです。
C.学習率を半減させ、より細かい調整が可能な状態で学習を続ける
✗ 学習率を半減させても、既に進行している過学習の傾向は変わりません。根本的な改善にはならず、さらに学習を進めるだけです。
D.訓練データ量を増やし、モデルが不足した学習情報を補う
✗ 訓練データ量を増やすことは過学習の軽減に役立ちますが、この時点では早期停止による即座の対応が優先されるべきです。

この問題のポイント

訓練損失は改善していますが検証損失は悪化しており、過学習の典型的な兆候です。未知データへの汎化性能を保つため、早期停止が最適です。

AI-900:Microsoft Azure AI Fundamentals の問題一覧