コンピュータービジョン応用

Azure AI Visionで顔認識APIを使用して年齢推定を行う場合、同じ顔写真でも季節や照明条件が異なると推定年齢が変わる可能性があります。このような変動を最小限に抑えるため、実装段階でとるべき対応として最も適切なのはどれか?

A.複数の異なる照明条件で撮影した同一人物の写真を前処理で正規化し、複数回の推定結果を平均化する← 正解
✓ 正解です。前処理による画像正規化と複数回推定の平均化は、Azure AI Visionの事前訓練済みモデルの安定性を向上させる実務的な対応です。
B.顔認識APIの信頼度スコアが0.95以上の場合のみ結果を採用し、それ以下は手動で確認する
✗ 信頼度スコアの設定は推定値の採用/不採用の判定に役立ちますが、変動そのものを抑制する根本的な対応にはなりません。
C.年齢推定の精度を上げるため、Azure Custom Visionで同社独自のモデルを構築し直す
✗ Azure Custom Visionは特定ドメイン向けですが、年齢推定は汎用APIで対応可能であり、わざわざ再構築する必要はありません。
D.照明条件による影響は回避不可のため、推定年齢に±5歳の誤差範囲を常に付記する
✗ 誤差範囲を付記することは結果の解釈改善になりますが、変動を最小限に抑える対応ではなく、受動的な対策です。

この問題のポイント

前処理による画像正規化と複数回推定の平均化は、Azure AI Visionの事前訓練済みモデルの安定性を向上させる実務的な対応です。

AI-900:Microsoft Azure AI Fundamentals の問題一覧