生成AI応用応用

製造業企業のAzure OpenAI Serviceで、従業員が『このシステムに社内資料をアップロードしたら、別の従業員に機密情報が開示されてしまった』というインシデントが発生しました。原因として最も可能性が高いものはどれか?

A.LLMの温度パラメータが高すぎることで、ランダムに他ユーザーのデータを出力した
✗ 温度パラメータは出力のばらつきを制御しますが、他ユーザーのデータを意図的に出力することはありません。
B.RAG実装時にベクトルデータベースのアクセス制御が未設定で、全ユーザーが全ドキュメントを検索可能な状態だった← 正解
✓ 正解です。RAG導入時にアクセス制御(ロールベース認可)を実装しないと、すべてのドキュメントが全ユーザーに可視化されてしまいます。
C.プロンプトインジェクション攻撃により、機密情報を盗み出すコマンドが埋め込まれた
✗ プロンプトインジェクションは単一セッション内での回避攻撃が主であり、マルチユーザー間の情報流出とは異なります。
D.Azure OpenAI Serviceのデフォルト設定でデータが自動的に共有される仕様
✗ Azure OpenAI Serviceはユーザー分離を前提に設計されており、デフォルトで情報共有される仕様はありません。

この問題のポイント

RAG導入時にアクセス制御(ロールベース認可)を実装しないと、すべてのドキュメントが全ユーザーに可視化されてしまいます。

AI-900:Microsoft Azure AI Fundamentals の問題一覧