電気・電子基礎誤り発見

電動機(モータ)に関する以下の記述のうち、誤っているものはどれか。

A.三相誘導電動機の回転速度は、電源周波数と極数によって決まる同期速度より低い。
✓ この記述は正しい。誘導電動機は同期速度より低い速度で回転し、その差がすべりとなる。
B.三相誘導電動機のすべりは、(同期速度-回転速度)÷同期速度で表される。
✓ この記述は正しい。すべりs=(Ns-N)÷Nsで定義され、無負荷時に0に近づく。
C.三相誘導電動機をインバータで制御する場合、周波数を変えることで回転速度を変化させる。
✓ この記述は正しい。インバータは出力周波数を変化させることで同期速度を変え、回転速度を制御する。
D.三相誘導電動機は、電源の2相を入れ替えると逆転するが、その際すべりは変化しない。← 正解
✓ 正解です。この記述が誤りで、2相を入れ替えると逆転するのは正しいが、「すべりは変化しない」が誤りです。逆転操作の瞬間、回転子はまだ正方向に回転している状態で同期速度が逆方向に切り替わるため、すべりは約2(200%)という極めて大きな値となり、その後逆転しながら定常すべりに落ち着くため、逆転時にすべりは大きく変化します。

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