設備診断技術誤り発見

AE(アコースティックエミッション)法による設備診断に関する記述として、誤っているものはどれか。

A.AE法は材料内部のき裂進展や塑性変形などに伴う弾性波を検出する手法である。
✓ この記述は正しい。AE法は材料内部の急激なエネルギー解放(き裂・塑性変形・相変態)に伴う弾性波を捉える。
B.AE信号の周波数帯域は一般的に数十kHzから数MHzと、通常の振動診断より高い。
✓ この記述は正しい。AE信号は数十kHz〜数MHzの高周波帯域を扱うため、通常の振動計測と区別される。
C.AE法は回転機械の転がり軸受の早期損傷検出に有効であり、振動診断より早い段階で異常を検知できる場合がある。
✓ この記述は正しい。AE法は軸受損傷初期の微細なき裂や点状欠陥を早期に検出できる優れた手法である。
D.AE信号の伝播速度は媒質の種類に依存せず、すべての固体材料において同一である。← 正解
✓ 正解です。この記述が誤りで、正しくはAE信号の伝播速度(音速)は媒質の材質・密度・弾性係数によって異なる。

機械保全技能士1級 の問題一覧