保全計画と管理応用問題

設備台帳に記録されている機械の MTTR(平均修復時間)が著しく増大していることが判明した場合、保全管理担当者はまず何を確認すべきか。最も適切なものを選べ。

A.設備の稼働率算出式を見直し、計算方法の誤りがないか確認する
✗ MTTRが増大している原因を究明する前に計算式の見直しを行うのは順序として誤り。まず現場の実態を確認すべきである。
B.スペアパーツの在庫状況や修復技術者のスキル・作業手順書の適切性を確認する← 正解
✓ 正解です。MTTRの増大はスペアパーツ不足、技術者のスキル低下、作業手順の非効率などが原因であることが多く、これらを優先して確認することが適切である。
C.予防保全の実施頻度を直ちに2倍に増やす対策を実行する
✗ MTTRは修復時間の指標であり、予防保全頻度の増加はMTBF改善に寄与するが、MTTRの根本原因対策にはならない。
D.設備の製造メーカーに連絡し、新型機への更新を検討する
✗ 設備更新の検討は最終手段であり、MTTRが増大した直接原因を分析・対処する前に行う対応としては不適切である。

機械保全技能士1級 の問題一覧