保全計画と管理応用問題

ある工場でBM(事後保全)中心の保全方式をTBM(時間基準保全)に切り替えた場合、移行初期段階において一般的に起こりやすい現象として最も適切なものを選べ。

A.設備の突発故障件数が即座にゼロになり、保全コストが大幅に削減される
✗ TBM移行直後は保全体制が整備途上であるため、突発故障が即座にゼロになることはなく、コスト削減効果もすぐには現れない。
B.保全計画の作成や部品調達の体制が整う前に保全作業が増加するため、一時的に保全負荷が増大する← 正解
✓ 正解です。TBM移行初期は保全計画・部品管理体制の構築が追いつかず、作業者の習熟も必要なため保全負荷が一時的に増大することが一般的である。
C.TBMへの移行により設備の設計寿命が延長されるため、更新費用が削減される
✗ TBMは設備の物理的な設計寿命を延長するものではなく、適切な時期に整備することで寿命を最大限活用するための手法である。
D.事後保全で蓄積した修理データが不要になるため、情報管理コストが削減される
✗ TBMへ移行した後も事後保全データは傾向管理や改善活動に活用できるため、情報が不要になるという記述は誤り。

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