保全計画と管理応用問題

ある重要設備に対してCBM(状態基準保全)を導入し、振動センサーによる連続監視を開始した。振動値が急激に上昇したとき、保全担当者が取るべき対応の順序として最も適切なものを選べ。

A.直ちに設備を停止して分解点検を行い、故障部品をすべて交換する
✗ 即時の全分解・全部品交換はオーバーメンテナンスとなる可能性があり、CBMの目的である必要最小限の保全という考え方に反する。
B.振動上昇の傾向データを分析して原因を推定し、計画的な修理時期と内容を決定してから対処する← 正解
✓ 正解です。CBMでは傾向データを分析して劣化の原因・進行速度を推定し、適切な介入時期と修理範囲を計画的に決定することが基本的な対応手順である。
C.振動センサーの校正誤差である可能性が高いため、センサーを交換して再測定のみを行う
✗ センサー校正の確認は必要な場合もあるが、急激な振動上昇をセンサー誤差と決めつけて原因分析をしないことは設備損傷リスクを高める。
D.振動値の上昇を記録し、次回の定期保全時まで設備をそのまま運転継続する
✗ 急激な振動上昇を放置して次回定期保全まで運転継続することは、設備の重大損傷や二次災害を招くリスクが高く、CBMの思想とも相反する。

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