油圧・空気圧応用問題

空気圧回路のエアシリンダが、低温環境(-10℃)で動作させたところ、夏季(25℃)と比べてシリンダの動作速度が著しく低下した。この主な原因として最も適切なものはどれか。

A.低温によって空気の密度が低下し、供給流量が減少したため
✗ 低温では空気密度は上昇しますが、それ自体が動作速度低下の主因にはなりません。
B.低温によって潤滑油(グリス)の粘度が上昇し、摺動抵抗が増大したため← 正解
✓ 正解です。低温環境ではグリスや潤滑油の粘度が著しく上昇し、シールやパッキンの摺動抵抗が増大することで動作速度が低下します。
C.低温によって配管内の圧力が上昇し、シリンダへの流入が妨げられたため
✗ 低温では配管内圧力が低下する傾向にあり、圧力上昇によって流入が妨げられるという現象は通常起こりません。
D.低温によって圧縮空気の圧力が上昇し、シリンダが過負荷になったため
✗ 低温によって圧縮空気の圧力が上昇するという現象は、閉鎖系でなければ通常生じません。

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