潤滑と腐食比較問題

境界潤滑と流体潤滑の違いに関する記述として、最も適切なものはどれか。

A.流体潤滑では摩擦面が油膜によって完全に分離されており、摩耗はほとんど生じないが、境界潤滑では固体接触が生じ摩耗が起きやすい。← 正解
✓ 正解です。流体潤滑は完全な油膜分離により固体接触がなく摩耗が生じにくいが、境界潤滑は固体接触が起こり摩耗・焼付きが生じやすい。
B.境界潤滑は高速・低荷重条件で生じやすく、流体潤滑は低速・高荷重条件で生じやすい。
✗ 境界潤滑は低速・高荷重・起動停止時などに生じやすく、流体潤滑は十分な速度と適切な荷重条件で実現する。
C.流体潤滑における摩擦係数は境界潤滑における摩擦係数より大きい。
✗ 流体潤滑の摩擦係数(0.001〜0.01程度)は境界潤滑の摩擦係数(0.05〜0.15程度)より著しく小さい。
D.境界潤滑では油の粘度が潤滑性能を主に決定するが、流体潤滑では添加剤の吸着膜性能が主要な因子となる。
✗ 記述が逆である。流体潤滑では油の粘度が重要な因子であり、境界潤滑では極圧添加剤などの吸着膜・反応膜性能が主要な因子となる。

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