潤滑と腐食誤り発見
転がり軸受の潤滑に関する記述として、誤っているものはどれか。
A.グリース潤滑は油潤滑に比べてメンテナンス頻度を低減できる利点がある。
✓ この記述は正しい。グリースは半固体で保持性が高く、給脂間隔を長くできるためメンテナンス頻度の低減に有利である。
B.油潤滑は高速・高温条件下での冷却効果においてグリース潤滑より優れる。
✓ この記述は正しい。油潤滑は循環により熱を排出できるため、高速・高温条件下での冷却効果はグリース潤滑より優れる。
C.グリースの封入量は軸受空間容積の3分の1から2分の1程度が一般的に適切である。
✓ この記述は正しい。グリースの封入量が多すぎると攪拌抵抗により発熱するため、空間容積の1/3〜1/2が適切とされる。
D.転がり軸受では粘度の高い潤滑油を使用するほど、常に摩耗防止効果が向上する。← 正解
✓ 正解です。この記述が誤りで、正しくは粘度が高すぎると攪拌抵抗・発熱が増大するため、使用条件に適した適正粘度の選定が重要である。