潤滑と腐食誤り発見
防食対策に関する記述として、誤っているものはどれか。
A.カソード防食(陰極防食)は、保護対象金属を電気回路の陰極とすることで腐食を防止する方法である。
✓ この記述は正しい。カソード防食は外部電源または犠牲陽極を用いて保護金属を陰極にし、腐食(酸化反応)を抑制する方法である。
B.亜鉛メッキは鉄鋼材料の表面に施すと、亜鉛が犠牲陽極として機能し鉄の腐食を防止する。
✓ この記述は正しい。亜鉛は鉄より電位が卑であるため、傷が生じた場合でも亜鉛が優先的に腐食し鉄を保護する犠牲防食が働く。
C.塗装による防食は、金属表面を外部環境から遮断することで腐食反応を抑制する方法である。
✓ この記述は正しい。塗装は物理的バリアとして酸素・水分・腐食性物質の接触を遮断し、腐食の進行を防止する有効な方法である。
D.ステンレス鋼の耐食性はクロム含有量によるが、クロム含有量が5%以上であれば十分な不動態皮膜が形成される。← 正解
✓ 正解です。この記述が誤りで、正しくはステンレス鋼に十分な不動態皮膜を形成するにはクロム含有量が約12%以上必要とされている。