潤滑と腐食応用問題
鋼製配管の外面に断熱材を施工した後、断熱材と配管の隙間に水分が侵入した場合に特に懸念される腐食形態はどれか。
A.応力腐食割れ
✗ 応力腐食割れは引張応力と腐食環境の組み合わせで生じ、断熱材下の水分侵入とは主要因が異なる。
B.断熱材下腐食(CUI)← 正解
✓ 正解です。断熱材下腐食(CUI: Corrosion Under Insulation)は断熱材と配管間に水分・塩分が滞留し、外部から発見しにくい状態で腐食が進行する危険な現象である。
C.孔食(ピッティング)
✗ 孔食は塩化物イオンなどによる局部腐食だが、この状況の代表的な腐食形態はCUIと呼ぶ。
D.脱成分腐食
✗ 脱成分腐食は合金成分の一方が選択的に溶出する現象で、水分侵入による断熱材下の腐食とは異なる。