機械要素と機械材料比較問題
炭素鋼と合金鋼の違いに関する記述として、誤っているものはどれか。
A.合金鋼は炭素鋼に比べて、一般的に機械的性質(強度・靭性など)が優れている。
✓ この記述は正しい。合金鋼はNi・Cr・Moなどの合金元素を添加することで強度・靭性・耐摩耗性などの機械的性質が向上します。
B.炭素鋼は合金鋼に比べて、材料コストが低く加工性に優れる。
✓ この記述は正しい。炭素鋼は合金元素を含まないため材料コストが低く、切削・鍛造などの加工性も優れています。
C.合金鋼は炭素鋼に比べて、耐食性・耐熱性を向上させることができる。
✓ この記述は正しい。合金鋼はCr添加でステンレス鋼となり耐食性が向上、Mo・W添加で耐熱性が向上します。
D.炭素鋼は合金鋼に比べて、焼入れ硬化深さ(焼入性)が深い。← 正解
✓ 正解です。この記述が誤りで、正しくは合金鋼の方が焼入性(焼入れ硬化深さ)が深い。炭素鋼は焼入性が低く、表面のみ硬化しやすい傾向があります。