設備診断技術計算問題
回転数3000 min⁻¹で運転中のポンプのケーシング振動を測定したところ、振動加速度の実効値が5.0 m/s²であった。振動周波数が50 Hzのとき、この振動の変位実効値(μm)として最も近い値はどれか。
A.約51 μm← 正解
✓ 正解です。ω=2π×50≈314.2 rad/s、変位RMS=加速度RMS÷ω²=5.0÷314.2²=5.0÷98,696≈5.07×10⁻⁵ m≈51 μm となります。
B.約101 μm
✗ 角速度ωを2πfではなく2fとして計算した場合などに生じる誤答です。ω=2πfの関係を正確に適用してください。
C.約25 μm
✗ 変位=加速度÷ω²ではなく変位=加速度÷(2ω²)のように余分な係数を用いた場合の誤答です。公式は変位RMS=加速度RMS÷ω²です。
D.約202 μm
✗ 角速度ωの1乗で除した(変位≒加速度÷ω)場合に生じる誤答です。加速度から変位への変換にはω²で除す必要があります。