油圧・空気圧誤り発見
油圧作動油に関する記述で、誤っているものはどれか。
A.作動油の粘度は温度が上昇すると低下し、温度が低下すると上昇する性質がある。
✓ この記述は正しい。作動油は温度が上がると分子運動が活発になり粘度が低下し、温度が下がると粘度が上昇する特性がある。
B.作動油の粘度指数が高いほど、温度変化に対する粘度変化が小さく安定している。
✓ この記述は正しい。粘度指数(VI)が高い油は温度による粘度変化が少なく、広い温度範囲で安定した性能を発揮する。
C.作動油のキャビテーションは油中に溶解している空気が圧力上昇により気泡となる現象である。← 正解
✓ 正解です。この記述が誤りで、正しくはキャビテーションは圧力が低下することで溶存空気や蒸気が気泡化する現象であり、圧力上昇ではない。
D.作動油の劣化を判断する指標として、色、臭い、水分混入、酸価などが挙げられる。
✓ この記述は正しい。作動油の色の変化・異臭・乳化(水分混入)・酸価上昇などが劣化診断の主な指標となる。
「油圧・空気圧」の他の問題
油圧シリンダのピストン径が80mm、ロッド径が40mmである。供給圧力が6MPaのとき、ロッド側(引き)の推力は何kNか…油圧ポンプの理論吐出量が35cm³/rev、回転数が1450min⁻¹、容積効率が92%のとき、実吐出量は約何L/min…油圧回路において、流量が25L/min、管内径が12mm(断面積≒1.131cm²)のとき、管内の平均流速は約何m/sか…空気圧シリンダのピストン径が63mm、供給圧力が0.5MPaで前進動作するとき、理論推力は約何Nか。最も近い値を選べ。空気圧シリンダのピストン径が40mm、供給圧力が0.6MPaで前進動作するとき、理論推力は約何Nか。最も近い値を選べ。空気圧シリンダのピストン径が50mm、供給圧力が0.5MPaで前進動作するとき、理論推力は約何Nか。最も近い値を選べ。