潤滑と腐食比較問題
電食(電気腐食)と隙間腐食の違いについて述べた次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
A.電食は外部からの電流または迷走電流によって生じる腐食であり、隙間腐食は狭いすき間内で酸素濃度差による局部電池作用により生じる腐食である。← 正解
✓ 正解です。電食は迷走電流などの外部電流が原因であり、隙間腐食は狭い部分での酸素濃淡電池作用が原因で、発生機構が異なります。
B.電食と隙間腐食はともに異種金属の接触によって生じる腐食であり、発生機構は同一である。
✗ 異種金属の接触による腐食は「ガルバニック腐食(異種金属接触腐食)」であり、電食や隙間腐食とは発生機構が異なります。
C.隙間腐食は外部電源を使用した場合にのみ発生し、電食は酸素濃淡電池によって生じる。
✗ 電食と隙間腐食の説明が逆です。電食は迷走電流・外部電流が原因であり、隙間腐食は酸素濃淡電池が原因です。
D.電食は腐食速度が遅く表面全体に均一に進行するが、隙間腐食は腐食速度が速く局部的に深く進行する。
✗ 電食は局部的に激しく進行することがあります。また隙間腐食の特徴の説明としては概ね正しい部分もありますが、電食の説明が誤りです。