潤滑と腐食比較問題
全面腐食と孔食(ピッティング)の違いに関する記述として、最も適切なものはどれか。
A.全面腐食は金属表面全体にほぼ均一に進行する腐食であり、孔食は局部的に深い穴を形成して進行する腐食である。← 正解
✓ 正解です。全面腐食は均一に進行し質量減少で評価しやすいのに対し、孔食は局部に集中するため貫通・破損リスクが高く危険性が高い腐食です。
B.孔食は金属表面全体に均一に進行する腐食であり、全面腐食は局部的に深い穴を形成する腐食である。
✗ 全面腐食と孔食の定義が逆です。孔食(ピッティング)こそが局部的に深い穴を形成する腐食です。
C.全面腐食と孔食はともに塩化物イオンが存在する環境でのみ発生し、進行速度は同じである。
✗ 全面腐食は様々な環境で発生します。孔食は塩化物イオンで促進されやすいですが、進行速度も両者は異なります。
D.孔食は腐食量が多く機器の強度低下には影響しないが、全面腐食は局部的なため強度低下の危険がある。
✗ 孔食は局部的であっても貫通すると重大な強度低下・漏洩を招きます。全面腐食の方が強度低下への影響が危険という記述は誤りです。