潤滑と腐食誤り発見
防錆・防食対策に関する記述で、誤っているものはどれか。
A.亜鉛めっき(トタン)は、傷が生じた場合でも亜鉛が優先的に腐食して鉄を保護する。
✓ この記述は正しい。亜鉛はイオン化傾向が鉄より大きいため、傷口でも亜鉛が犠牲陽極として溶解し、鉄の腐食を防ぐ(犠牲防食)。
B.陰極防食法は、防食対象金属を電気的に陽極にすることで腐食を防止する方法である。← 正解
✓ 正解です。この記述が誤りで、正しくは陰極防食法は防食対象金属を電気的に陰極にする(電子を供給する)ことで腐食(酸化)を防止する方法である。陽極にすると逆に腐食が促進される。
C.塗装による防食は、金属表面を塗膜で覆い腐食因子の接触を遮断する方法である。
✓ この記述は正しい。塗装は金属表面を物理的に覆うことで水・酸素・腐食性物質の接触を遮断し、腐食を防止する代表的な方法である。
D.スズめっき(ブリキ)は、傷が生じると鉄が優先的に腐食される。
✓ この記述は正しい。スズのイオン化傾向は鉄より小さいため、傷が生じるとスズが陰極・鉄が陽極となり、鉄が優先的に腐食される(非犠牲型めっき)。