電気・電子基礎応用問題
クランプメータを用いて直流電流を測定する際に注意すべき事項として、最も適切なものを選びなさい。
A.クランプメータでは直流電流は測定できないため、別の計器を使用する必要がある
✗ ホール素子を使用したDC対応クランプメータでは直流電流の測定が可能です。
B.ACレンジとDCレンジの切り替えが必要で、直流測定時はゼロ調整(オフセットキャンセル)を行う必要がある← 正解
✓ 正解です。直流対応クランプメータでは、ACレンジとDCレンジの切り替えが必要です。また直流測定では地磁気や周囲磁場の影響でゼロ点がずれるため、導線を通す前にゼロ調整(オフセットキャンセル)を行う必要があります。
C.クランプメータは電流値に関わらず一定の測定精度を持つため、レンジ切り替えは不要である
✗ 測定レンジの切り替えは正確な測定に必要であり、適切なレンジを選択しないと精度が低下します。
D.直流電流測定では導線を2本まとめてクランプに通すことで測定精度が向上する
✗ 2本の導線をまとめてクランプすると、互いの電流が相殺されて正確な測定ができなくなります。