油圧・空気圧誤り発見

油圧システムの基本特性に関する次の記述で、誤っているものはどれか。

A.油圧システムは液体の非圧縮性を利用するため、圧力損失が少なく伝達効率が高い。
✓ この記述は正しい。油は実質的に非圧縮性であり、エネルギー伝達効率が優れている。
B.油圧システムは高圧での動作が可能であり、小さなポンプで大きな出力を得ることができる。
✓ この記述は正しい。高圧化により、同じ出力で小型軽量化が実現される。
C.油圧ポンプは供給流量が一定であるため、負荷圧力が変化してもシリンダーの速度は常に一定に保たれる。← 正解
✓ 正解です。この記述が誤りで、正しくは「定流量ポンプであっても、内部漏れの増減や背圧の変化により、負荷条件によってはシリンダー速度が変動することがある。また流量制御弁なしにはシリンダー速度の一定制御は保証されない」。
D.油圧システムの油温が上昇すると、油の粘度が低下し、内部漏れが増加する傾向がある。
✓ この記述は正しい。油温上昇は粘度低下につながり、内部漏れが増加して効率が低下する。