油圧・空気圧誤り発見
油圧シリンダーの検査・保全に関する次の記述で、誤っているものはどれか。
A.シリンダーロッドにサビや傷がある場合、シールの損傷や油漏れの原因となるため、表面の清掃と研磨が必要である。
✓ この記述は正しい。ロッド表面の汚損はシール劣化を招くため、清掃・研磨は重要な保全である。
B.シリンダーの動作速度が低下している場合、最初に確認すべきはリリーフ弁の設定圧力の上昇である。← 正解
✓ 正解です。この記述が誤りで、正しくは「動作速度低下の原因として、リリーフ弁の開設定はなく、むしろ内部漏れ増加やポンプ吐出量低下を確認すべき」である。
C.シリンダーから油が漏れている場合、内部シールの劣化が疑われるため、シール交換による対応が考えられる。
✓ この記述は正しい。長期使用によるシール劣化は一般的な摩耗故障である。
D.シリンダーのピストンロッド側と底面側で速度が異なる場合、ロッド側の実効面積が小さいため、これは正常な動作である。
✓ この記述は正しい。ロッド側は有効面積が小さいため、同じ圧力でも伸び側速度が速くなるのは正常である。