油圧・空気圧応用問題

油圧シリンダの負荷側に小さな穴が開いて、わずかな油漏れが始まった場合、そのまま運転を続けるとどのような連鎖的な問題が最も起こりやすいか。

A.漏れた油が周辺機器に付着して摩擦力が増加し、やがてシリンダが動かなくなる
✗ 小量の油漏れで周辺に付着した程度では、シリンダ本体の摩擦力増加は顕著ではありません。
B.漏れによる油温上昇で油の粘度が低下し、内部リークが増加して圧力が保持できなくなる← 正解
✓ 正解です。油漏れによるシステム圧力低下で、ポンプが高圧運転を強いられ油温が上昇します。高温で粘度低下→内部リーク増加→さらに圧力低下という悪循環が生じます。
C.シリンダ内部の圧力が急激に低下してスプリングが破損する
✗ 圧力低下はスプリングを破損させるほどの急激な変化をもたらしません。
D.漏れた油がリリーフ弁に流入して弁が固着する
✗ 外部漏れしている油がリリーフ弁に流入する配管構造は通常ありません。