潤滑と腐食誤り発見
潤滑油の性質と使用に関する記述で、誤っているものはどれか。
A.潤滑油の粘度指数が高いほど、温度変化に対する粘度変化が小さい。
✓ この記述は正しい。粘度指数が高い油ほど、温度による粘度変化が緩やかであり、広い温度範囲での使用に適している。
B.潤滑油の酸価は運転時間とともに増加し、一定値を超えると油の交換が必要になる。
✓ この記述は正しい。潤滑油は使用中に酸化され、酸価が上昇する。酸価の増加は油の劣化を示し、交換判定の重要な指標である。
C.ISO VG 46の潤滑油は、40℃での動粘度が46 cSt以上50 cSt以下である。← 正解
✓ 正解です。この記述が誤りで、ISO VG 46の潤滑油は、40℃での動粘度が46 cSt以上54 cSt以下(公差範囲±10%)である。50 cSt以下ではなく、54 cSt以下が正しい。
D.潤滑油の含水率が高い場合、機械部品の腐食速度は加速し、ベアリングのトラブルも増加する。
✓ この記述は正しい。潤滑油に水分が含まれると、酸化反応を促進し、腐食を加速させ、さらに乳化によるベアリング異常も招く。