潤滑と腐食誤り発見
金属の腐食メカニズムと防止方法に関する記述で、誤っているものはどれか。
A.酸化腐食は高温酸素環境で金属が酸素と直接反応して酸化物層が生成される現象である。
✓ この記述は正しい。酸化腐食は高温環境で金属が空気中の酸素と直接反応し、酸化物層(スケール)を形成する。
B.電解質腐食は水分と電解質が存在する環境で発生し、電子の移動によって金属が酸化される。
✓ この記述は正しい。電解質腐食は水や電解質溶液の存在下で、アノード・カソード反応により金属が腐食される。
C.孔食は塩化物イオンの存在下で局部的に不動態皮膜が破壊され、急速に進行する腐食現象である。
✓ この記述は正しい。孔食は塩化物などが局部的に不動態皮膜を破壊し、そこから急速に進行する特殊な腐食である。
D.ステンレス鋼は完全に腐食しない金属であり、どのような環境でも防食処理の必要がない。← 正解
✓ 正解です。この記述が誤りで、ステンレス鋼は腐食に強いが「完全に腐食しない」わけではなく、塩化物環境や応力下では腐食・割れが発生する可能性があり、適切な防食対策が必要な場合もある。