潤滑と腐食誤り発見

防食処理と防錆方法に関する記述で、誤っているものはどれか。

A.鋼製機械部品への防錆処理として、亜鉛メッキは電気化学的な保護を提供する有効な方法である。
✓ この記述は正しい。亜鉛メッキは亜鉛が母材より先に酸化される牲牲陽極作用により、鋼を電気化学的に保護する。
B.機械の長期保管時に、部品表面への潤滑油の被覆は、水分の接触を遮断して防錆効果を発揮する。
✓ この記述は正しい。潤滑油の被覆は金属面と外部環境を隔断し、水分・酸素の接触を防いで防錆効果を発揮する。
C.塗装による防食は、金属表面を完全に隔離するため、完全で永続的な防食効果を保証する。← 正解
✓ 正解です。この記述が誤りで、塗装はあくまで物理的な保護層であり、微細な欠陥や端面から水分が浸入すると腐食が進行する。完全で永続的な防食は保証できず、定期的な点検・補修が必要である。
D.ステンレス鋼への不動態皮膜形成は、表面酸化により自然に形成される保護層である。
✓ この記述は正しい。ステンレス鋼の不動態皮膜は、表面酸化により形成される極薄い保護層であり、通常環境では自然に維持される。