設備診断技術定義問題

機械保全における「状態監視保全(CBM: Condition Based Maintenance)」とは、どのような保全活動を意味するか。最も適切な説明を選びなさい。

A.故障が発生した後に、その故障箇所を修理する保全活動
✗ これは「事後保全(BM: Breakdown Maintenance)」の説明です。故障後の対応であり、ダウンタイムが大きい欠点があります。
B.一定の時間間隔で計画的に機械設備を点検・整備し、故障を未然に防ぐ保全活動
✗ これは「時間基準保全(TBM: Time Based Maintenance)」の説明です。定期的な保全活動ですが、状態監視とは異なります。
C.設備の劣化状態を振動・温度・油分析などで継続的に監視し、診断データに基づいて最適なタイミングで保全を実施する活動← 正解
✓ 正解です。状態監視保全は設備の実際の状態をデータで把握し、劣化が進行した時点で適切に保全を実施することで、過剰保全や突発故障を防ぐ効率的な保全方式です。
D.定期的に機械を分解して全部品を新しいものに交換する保全活動
✗ これは「全面交換」であり、経済的効率性が低く、保全の標準的な定義ではありません。