設備診断技術比較問題

設備診断における「打音検査」と「超音波検査」の違いとして、最も適切なものはどれか。

A.打音検査はハンマ等で打撃した際の反響音を聴覚または音響機器で評価し、超音波検査は20kHz以上の高周波を利用して内部欠陥や微細な異常を検出する← 正解
✓ 正解です。打音検査は可聴域の反響音の変化で内部空洞や剥離などを簡易に評価し、超音波検査は20kHz以上の高周波で内部欠陥や微細な摩耗・亀裂を高感度に検出します。
B.打音検査は超音波検査より精度が高く、定量的な評価が可能である
✗ 誤りです。打音検査は簡便ですが定性的な評価が主体であり、超音波検査の方が定量的かつ高感度な検出が可能です。
C.打音検査は内部欠陥の詳細形状を画像化でき、超音波検査は表面状態のみを評価できる
✗ 誤りです。内部欠陥の詳細画像化は超音波検査(超音波探傷)が得意であり、打音検査は欠陥の有無の簡易判定に用います。
D.打音検査と超音波検査は同じ周波数帯域を使用しており、どちらも同等の検出能力を持つ
✗ 誤りです。打音検査は可聴音域(20Hz~20kHz程度)を、超音波検査は20kHz以上の超音波域を使用しており、周波数帯域は大きく異なります。