設備診断技術応用問題
遠心ポンプの吸入側配管に部分的な詰まりが発生し、NPSH(正味吸収ヘッド)が低下した場合、どのような一連の現象が予想されるか。最も適切なものを選びなさい。
A.キャビテーション発生→ポンプ効率低下→振動・騒音増加→ベアリング過熱← 正解
✓ 正解です。NPSH低下によりキャビテーション発生→羽根車損傷と効率低下→振動騒音増加→ベアリング過熱という連鎖が生じます。
B.ポンプ吐出圧上昇→モータ電流増加→軸受温度低下→騒音消失
✗ 吸入側詰まりでは吐出圧は低下(上昇ではなく)し、モータ電流も減少するため、この流れは不正確です。
C.吸入圧低下→羽根車の強度増加→振動減少→寿命延長
✗ キャビテーションにより羽根車は損傷し、強度は低下します。振動は増加し、寿命は短縮されます。
D.流量増加→回転速度上昇→モータ過速→ベアリング冷却効率向上
✗ 吸入側詰まりにより流量は減少(増加ではなく)し、回転速度は一定です。冷却効率も悪化します。
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