設備診断技術応用問題

減速機のエンコーダで検出した回転位置信号に、0.5秒周期の周期的な変動が観測された場合、この現象を最も効果的に診断できる技術の組み合わせはどれか。

A.時間領域での信号波形観察と周波数領域での2 Hz成分の分析← 正解
✓ 正解です。0.5秒周期(2 Hz)の周期的変動は、時間領域で波形を見ながら周波数領域で2 Hz成分を確認することで、ギア欠損や軸のしなりなどの原因特定が効果的です。
B.赤外線サーモグラフィのみで表面温度分布を観測する
✗ サーモグラフィは表面温度は見えますが、位置信号の周期的変動という高速現象は直接観測できません。
C.潤滑油分析により金属粉の種類を特定する
✗ 油分析は歯面損傷の有無は分かりますが、0.5秒周期という具体的な現象の原因を特定できません。
D.超音波センサで20 kHz以上の高周波成分のみを検出する
✗ 超音波は20 kHz以上の高周波であり、2 Hz という低周波現象の観測には全く役に立ちません。