油圧・空気圧応用問題

油圧ポンプの破損により吐出量が50%に低下した場合、定流量制御弁を装備したシステムではどのような動作が予想されるか。

A.制御弁がポンプ出口圧力を上昇させて吐出量を自動調整し、システムは正常に機能する
✗ 定流量制御弁は圧力調整弁ではなく、流量を一定に保つ機構です。ポンプ吐出量が減少すれば流量不足は補えません。
B.制御弁が開度を最大にしても必要流量が得られず、アクチュエータの動作が停止または著しく低下する← 正解
✓ 正解です。定流量制御弁は与えられた流量を制御するため、ポンプ吐出量が半減すれば制御弁がいかに開いても必要流量は供給できず、アクチュエータは動作不良に陥ります。
C.バイパス流量が増加して背圧が低下し、ポンプ効率が改善される
✗ バイパス流量はポンプ吐出量が減少すれば、相対的に減少します。また背圧低下はポンプ効率を低下させます。
D.ポンプの機械効率が向上して、吐出量が自動的に元の値に復帰する
✗ ポンプの破損で効率が向上することはあり得ません。破損状態は自動回復しません。