潤滑と腐食比較問題
金属材料の酸化腐食と応力腐食割れの違いについて、最も正確に述べているのはどれか。
A.酸化腐食は表面の均一な劣化であり、応力腐食割れは応力と腐食環境が同時に作用して亀裂が発生する← 正解
✓ 正解です。酸化腐食は表面全体が徐々に化学反応で劣化し、応力腐食割れは機械的応力と化学反応の複合作用で亀裂が生じる。
B.酸化腐食は応力がなくても発生するが、応力腐食割れは高温環境でのみ発生する
✗ 応力腐食割れは常温でも発生し、むしろ特定の温度範囲で特に進行しやすい現象である。
C.応力腐食割れは表面の全体的な減肉を伴うが、酸化腐食は局所的な亀裂のみが発生する
✗ 逆である。応力腐食割れは亀裂が主体で減肉を伴わず、酸化腐食は表面全体の減肉が特徴である。
D.酸化腐食は物理的な磨耗であり、応力腐食割れは化学反応による劣化である
✗ 両者とも化学反応が主体である。応力腐食割れは応力という機械的因子が加わるが、化学反応に変わりない。