品質保証応用

製品の品質特性について、顧客が要求する規格値に対してばらつきが大きくなった場合、品質損失関数(タグチメソッド)の観点からどのような影響があるか。

A.ばらつきが大きくなっても、目標値からの偏差がない場合は品質損失は発生しない
✗ 品質損失関数では、目標値からの偏差(ばらつき)が大きいほど損失が増大します。偏差がゼロでなければ損失が生じます。
B.ばらつきが大きいほど、目標値からの偏差の二乗に比例して品質損失は増大する← 正解
✓ 正解です。タグチの品質損失関数では損失は目標値からの偏差の二乗に比例して増大し、ばらつきの拡大は損失増大を意味します。
C.品質損失は規格外れのときにのみ発生し、規格内であれば損失はゼロである
✗ これは従来の規格適合の考え方であり、タグチメソッドでは規格内でも目標値から外れれば損失が発生すると考えます。
D.ばらつきが大きくなると品質損失は直線的に減少する
✗ ばらつきが大きくなると品質損失は増大します。減少するという記述は誤りです。