改善活動・問題解決応用

製造ラインで不良品が多発したため、QCストーリーに従って問題解決を進めることになった。「現状把握」のステップで層別を行った結果、不良は特定の作業者と特定の時間帯に集中していることが判明した。このとき、次のステップ「要因解析」で最も適切な対応はどれか。

A.不良が集中している時間帯の生産量を減らし、不良率を強制的に下げる
✗ 生産量を減らすことは根本原因の解決にならず、問題の先送りに過ぎません。要因解析のステップではありません。
B.集中していた作業者と時間帯に絞り、特性要因図を用いて4M(人・機械・材料・方法)の観点から原因を深掘りする← 正解
✓ 正解です。層別で絞り込んだ条件に焦点を当て、特性要因図等で4Mの観点から真因を追究するのが要因解析の正しい進め方です。
C.現状把握で判明した事実をそのまま対策案として経営層に報告し、承認を得る
✗ 現状把握の結果は要因解析の入力情報であり、そのまま対策案として報告することはQCストーリーの手順を無視しています。
D.不良が集中している時間帯の検査頻度を上げて、不良品の流出を防ぐ
✗ 検査頻度を上げることは応急処置であり、根本原因を特定する要因解析の目的とは異なります。