改善活動・問題解決応用

ある工場でスクラップ率を削減する改善活動を行い、月次スクラップ率が改善前の3.8%から改善後の1.4%に低下した。改善を恒久化するために「標準化」を実施するとき、最も重要な観点として適切なものはどれか。

A.改善活動に参加したメンバー全員の氏名と貢献度を記録し、人事評価に反映させる
✗ 貢献度の記録は人事管理の事項です。標準化の本質は良い状態を維持するための仕組み作りであり、これは標準化の目的ではありません。
B.改善によって特定された真因と、それを排除した対策内容を作業標準書や管理計画書に反映し、水平展開も検討する← 正解
✓ 正解です。標準化とは対策内容を作業標準・管理計画書に落とし込み、誰でも再現できる状態にすることです。水平展開も重要な観点です。
C.スクラップ率1.4%という数値目標を社内掲示板に掲示し、全員の意識向上を図る
✗ 数値を掲示することは動機付けにはなりますが、それだけでは良い状態を維持する仕組みにはなりません。
D.改善活動で使用したQC手法(パレート図・特性要因図等)の一覧を社内マニュアルに追記する
✗ QC手法の一覧追記は教育資料の整備であり、今回の改善内容を標準化することとは異なります。