改善活動・問題解決応用

問題解決型QCストーリーと課題達成型QCストーリーに関して、次の状況に最も適合するアプローチはどれか。「現在の不良率は規格を満たしているが、競合他社に対抗するためさらに高い品質レベルを目指す新たな目標を設定した」

A.問題解決型QCストーリー。なぜなら、現状の不良が発生しているという「問題」を解決する必要があるため
✗ 問題解決型は「あるべき姿」を下回っている現状(問題)の原因を追究するアプローチです。現状が規格を満たしている場合には適合しません。
B.課題達成型QCストーリー。なぜなら、現状は問題がなく、あるべき姿(より高い目標水準)と現状のギャップを埋める「課題」に取り組む状況であるため← 正解
✓ 正解です。課題達成型は現状が許容範囲内でも、より高い目標水準(あるべき姿)に到達するための方策を立案するアプローチで、この状況に合致します。
C.問題解決型QCストーリー。なぜなら、競合他社との差は「問題」であり、原因追究から始めるべきであるため
✗ 競合との差は原因追究型の問題ではなく、目標設定型の課題です。問題解決型は不具合の原因究明を主とするため適切ではありません。
D.どちらのQCストーリーも適用できないため、まず現状調査を実施してからアプローチを決定する
✗ 課題達成型QCストーリーがこの状況に適合します。アプローチを決定できないのではなく、明確に課題達成型が選ばれます。