品質管理の基礎応用

ある製造ラインで、工程能力指数Cpが1.33から0.85に低下した。このとき、製造現場でまず行うべき対応として最も適切なものはどれか。

A.規格の上下限値を広げて、現在の工程のままで合格品を増やす
✗ 規格幅の変更は顧客との合意なく行えず、品質水準を下げる行為であり、根本的な解決にならない。
B.工程のばらつきの原因を調査し、4M(人・機械・材料・方法)の観点で異常原因を特定・除去する← 正解
✓ 正解です。Cpが1.33から0.85へ低下は工程能力の悪化を示し、異常原因を4Mで特定・除去することが最優先対応である。
C.抜き取り検査の頻度を下げて、生産効率を優先する
✗ 工程能力が低下した状況で検査頻度を下げると不適合品の流出リスクが高まり、逆効果となる。
D.Cpが1.00以上であれば問題ないため、特に対応は不要である
✗ Cp=0.85は工程能力が不足(Cp<1.00)の状態であり、不適合品が多発するため直ちに対応が必要である。