品質管理の基礎応用

標準化が十分に整備された工程で、新入作業者と熟練作業者の製品品質にばらつきの差がほとんど見られなかった。このことが示す意味として最も適切なものはどれか。

A.熟練作業者のスキルが低下していることを示している
✗ 品質差がない事実は熟練者のスキル低下を示すものではなく、標準化の有効性を示すものである。
B.標準書が形式的なものにすぎず、実際の作業には反映されていないことを示している
✗ 品質差が見られないのは標準が有効に機能している証拠であり、形骸化の証拠とは言えない。
C.標準化により作業方法が明確に定められ、個人差による品質のばらつきが抑制されていることを示している← 正解
✓ 正解です。標準化が有効に機能すると、経験の差に関わらず安定した品質を確保でき、個人差によるばらつきが抑制される。
D.製品の規格が広すぎるため、誰が作っても合格になることを示している
✗ 規格幅の広さの可能性は否定できないが、設問の文脈では標準化の効果として解釈するのが品質管理上の正しい見方である。