統計的手法比較

母分散の検定に用いるχ²検定と、2つの母分散を比較するF検定の違いについて、正しく述べているものはどれか。

A.χ²検定は自由度が1つのパラメータで定まり、1つの母集団の分散を既知の値と比較する検定である← 正解
✓ 正解です。χ²検定(母分散の検定)は自由度n−1のχ²分布を用いて、1標本の分散を母分散の既知値と比較する手法である。
B.F検定とχ²検定はどちらも左右対称な分布に基づいており、棄却域の設定方法も同じである
✗ χ²分布・F分布はいずれも非対称(右裾が長い)の分布であり、左右対称な正規分布とは異なる。
C.χ²検定は2標本の分散の比を検定する場合に用い、F検定は1標本の分散を検定する場合に用いる
✗ 説明が逆である。χ²検定は1標本の分散、F検定は2標本の分散の比を検定するために用いる。
D.F検定における検定統計量はχ²分布に従い、χ²検定における検定統計量はF分布に従う
✗ F検定の検定統計量はF分布に、χ²検定の検定統計量はχ²分布に従う。説明が完全に逆である。