統計的手法応用

仮説検定において、サンプルサイズnを4倍に増やしたとき、他の条件(母分散・有意水準)を一定とした場合に起こる変化として最も適切なものはどれか。

A.検出力(1-β)は低下し、第二種の誤りを犯す確率βが増大する
✗ サンプルサイズを増やすと検出力は向上し、βは減少します。検出力が低下するという記述は誤りです。
B.有意水準αが自動的に小さくなり、第一種の誤りを犯しにくくなる
✗ 有意水準αは分析者が設定する値であり、サンプルサイズによって自動的に変化しません。
C.検定統計量の標準誤差が1/2になり、より小さな差も検出できるようになる← 正解
✓ 正解です。標準誤差はσ/√nで表され、nが4倍になると√nが2倍になり標準誤差は1/2になります。これにより小さな差も検出しやすくなります。
D.母平均の点推定値が正確になるが、検出力には影響しない
✗ サンプルサイズの増大は点推定の精度向上だけでなく、検出力の向上にも直接影響します。