管理図・工程管理定義
管理図において「管理限界線」とは何か。最も適切な説明を選べ。
A.工程が統計的管理状態にあるときに、偶然原因のみによるばらつきの範囲を示す線であり、一般に平均値±3σで設定される← 正解
✓ 正解です。管理限界線は工程が安定状態(統計的管理状態)にある場合の偶然原因によるばらつきの範囲を示し、中心線±3σで引かれます。
B.製品の規格上限・下限を示す線であり、顧客との契約によって決定される
✗ 規格限界線(USL・LSL)の説明です。管理限界線は規格とは独立して工程データから計算されます。
C.工程の目標値からの許容誤差を示す線であり、設計部門が設定する
✗ 公差や許容差の説明に近い誤りです。管理限界線は設計部門が設定するものではなく、工程データから統計的に算出します。
D.測定誤差の上限を示す線であり、測定システム解析(MSA)によって決定される
✗ 測定誤差の限界は管理限界線とは別概念です。管理限界線は工程のばらつきを対象としています。
「管理図・工程管理」の他の問題
X̄-R管理図において、工程の平均値が突然シフトした場合、最初に異常を検出しやすいのはどちらの管理図か。次の記述のうち最…X̄-R管理図で、R管理図は安定しているにもかかわらずX̄管理図に周期的な波のパターンが現れた。この場合に考えられる最も…工程能力指数Cpが1.33であった工程で、工程平均が規格の中心から偏ったとする。このとき工程能力指数Cpkはどうなるか。p管理図(不良率管理図)において、サンプルサイズnを大きくした場合、管理限界線(UCL・LCL)はどのように変化するか。管理図の管理限界を計算する際に使用するデータ数(群の数)を25群から10群に減らした場合、管理図の運用上どのような問題が…X管理図(個々の測定値の管理図)とX̄管理図を比較したとき、X管理図の特徴として正しいものはどれか。