管理図・工程管理定義

管理図において「管理限界線」とは何か。最も適切な説明を選べ。

A.工程が統計的管理状態にあるときに、偶然原因のみによるばらつきの範囲を示す線であり、一般に平均値±3σで設定される← 正解
✓ 正解です。管理限界線は工程が安定状態(統計的管理状態)にある場合の偶然原因によるばらつきの範囲を示し、中心線±3σで引かれます。
B.製品の規格上限・下限を示す線であり、顧客との契約によって決定される
✗ 規格限界線(USL・LSL)の説明です。管理限界線は規格とは独立して工程データから計算されます。
C.工程の目標値からの許容誤差を示す線であり、設計部門が設定する
✗ 公差や許容差の説明に近い誤りです。管理限界線は設計部門が設定するものではなく、工程データから統計的に算出します。
D.測定誤差の上限を示す線であり、測定システム解析(MSA)によって決定される
✗ 測定誤差の限界は管理限界線とは別概念です。管理限界線は工程のばらつきを対象としています。