管理図・工程管理比較
X̄-R管理図とX̄-s管理図の違いについて、最も適切な記述はどれか。
A.X̄-R管理図は群の大きさが大きい場合に適しており、X̄-s管理図は群の大きさが小さい場合に適している。
✗ 説明が逆です。X̄-R管理図は群の大きさが小さい場合(一般に10以下)に適しており、X̄-s管理図は群が大きい場合に用います。
B.X̄-R管理図は群の大きさが10以下の場合に適しており、X̄-s管理図は群の大きさが10を超える場合により効率的である。← 正解
✓ 正解です。X̄-R管理図は群の大きさn≦10程度で有効であり、n>10ではRよりも標準偏差sを用いるX̄-s管理図が統計的に効率的です。
C.X̄-R管理図とX̄-s管理図はいずれも計数値データを管理するための管理図であり、目的に応じて使い分ける。
✗ X̄-R管理図もX̄-s管理図も計量値データ(長さ・重量等)を扱う管理図です。計数値データではありません。
D.X̄-R管理図は工程平均のみを監視し、X̄-s管理図は工程のばらつきのみを監視するために使用する。
✗ X̄-R管理図もX̄-s管理図も、平均(X̄)とばらつき(R またはs)の両方を同時に管理するために用います。
「管理図・工程管理」の他の問題
X̄-R管理図において、工程の平均値が突然シフトした場合、最初に異常を検出しやすいのはどちらの管理図か。次の記述のうち最…X̄-R管理図で、R管理図は安定しているにもかかわらずX̄管理図に周期的な波のパターンが現れた。この場合に考えられる最も…工程能力指数Cpが1.33であった工程で、工程平均が規格の中心から偏ったとする。このとき工程能力指数Cpkはどうなるか。p管理図(不良率管理図)において、サンプルサイズnを大きくした場合、管理限界線(UCL・LCL)はどのように変化するか。管理図の管理限界を計算する際に使用するデータ数(群の数)を25群から10群に減らした場合、管理図の運用上どのような問題が…X管理図(個々の測定値の管理図)とX̄管理図を比較したとき、X管理図の特徴として正しいものはどれか。