管理図・工程管理比較

工程能力指数CpとCpkの違いについて、最も適切な記述はどれか。

A.Cpは工程のばらつきと規格幅の比率を示し工程の中心位置のずれを考慮しないが、Cpkは工程平均と規格の片側限界までの距離を考慮し中心ずれの影響を反映した指数である。← 正解
✓ 正解です。CpはSU-SL)/6σで求められ工程の位置ずれを考慮しませんが、CpkはMin{(SU-X̄)/3σ, (X̄-SL)/3σ}で求められ工程平均の偏りを反映します。
B.CpとCpkはいずれも工程平均の規格中心からのずれを考慮した指数であり、計算式が異なるだけで意味は同じである。
✗ Cpは中心ずれを考慮しない指数であり、Cpkが中心ずれを反映します。両者の意味は異なります。工程中心が規格中心と一致するときにのみCp=Cpkとなります。
C.Cpは両側規格にのみ適用でき、Cpkは片側規格にのみ適用できる工程能力指数である。
✗ Cpは両側規格に適用しますが、Cpkは両側・片側どちらの規格にも適用できます。片側専用というわけではありません。
D.Cpが1.33以上であれば工程能力は十分であり、Cpkは参考指標として使用されるが品質判断には用いない。
✗ Cpkは品質判断に重要な指数です。工程平均が規格中心からずれている場合、Cpが1.33以上でもCpkが低くなる可能性があり、Cpkも重要な判断基準となります。