光と色応用問題

同じ白色の紙を、演色評価数(Ra)が高い光源と低い光源でそれぞれ照らしたとき、演色評価数が低い光源下で起こりやすい現象として最も適切なものはどれか。

A.紙の表面反射率が下がり、白さが失われる
✗ 演色評価数は物体の反射率自体を変えません。紙の表面反射率は光源の種類に関わらず一定です。
B.紙は白く見えるが、紙上のカラー印刷の色が自然光下と異なって見える← 正解
✓ 正解です。演色評価数が低い光源はスペクトル分布が偏っており、白色物体は白く見えても、色のついた物体の色相や彩度が自然光下と大きく異なって見えます。
C.紙の黄ばみが目立ちにくくなり、より白く鮮明に見える
✗ 演色評価数の低い光源でも黄ばみが目立ちにくくなるとは限りません。光源のスペクトル次第で色の見え方は様々に変化します。
D.紙の白さは変わらないが、影の部分が非常に暗く見える
✗ 演色評価数と影の暗さは直接関係しません。影の濃さは光源の指向性や拡散性によります。