配色の理論誤り発見

自然界の秩序に基づく配色調和論に関する記述のうち、誤っているものはどれか。

A.オストワルトの配色調和論では、同一白色量シリーズや同一黒色量シリーズの配色が調和するとされている。
✓ この記述は正しい。オストワルトは白・黒・純色の混合比率に基づき、一定の比率を持つ色の組み合わせが調和すると論じた。
B.ムーン&スペンサーの配色調和論は、色相差・明度差・彩度差を数値化し、美度という概念で調和を評価する理論である。
✓ この記述は正しい。ムーン&スペンサーは調和の度合いを美度(M値)という数値で示し、科学的に配色調和を研究した。
C.イッテンの配色理論では、補色配色は調和しないと主張しており、類似色相配色こそが最も美しい調和を生むとされている。← 正解
✓ 正解です。この記述が誤りで、正しくはイッテンは補色配色を含む複数の配色を「調和のとれた配色」として積極的に提唱しており、補色配色を否定していない。色相環上の規則的な配色を調和の基本と捉えていた。
D.シュブルールは、色の対比と調和に関する法則を体系化し、類似色と対照色それぞれの調和を論じた研究者である。
✓ この記述は正しい。シュブルールは19世紀フランスの化学者で、色彩の同時対比の法則を発見し配色調和論に大きく貢献した。