色の三属性比較

補色(色相環で180度対面する二つの色)を同じ明度・彩度で隣同士に配置した場合と、明度に20段階の差をつけて配置した場合を比較すると、色彩対比の強さにはどのような違いが生じるか。

A.明度差がない場合の方が、明度差がある場合よりも色彩対比が強く感じられる← 正解
✓ 正解です。明度差がない場合、色相のみによる対比が最大限に働くため、補色対比が最も強く認識されます。明度差が加わると、注視が明度差に分散するため対比の鮮烈さが減少します。
B.明度差がある場合の方が、明度差がない場合よりも色彩対比が強く感じられる
✗ 誤りです。実際には明度差があると、注視が複数の要因に分散し、色相対比の強度は相対的に低下します。
C.明度差の有無に関わらず、補色の組み合わせであれば色彩対比の強さは同じである
✗ 誤りです。補色対比の強さは明度差の有無により変化します。条件が異なれば知覚も異なります。
D.明度差がある場合、色彩対比が弱まり、ほぼ認識されなくなる
✗ 誤りです。明度差がある場合でも色彩対比は認識されますが、強度は低下するため、完全に消失することはありません。

この問題のポイント

明度差がない場合、色相のみによる対比が最大限に働くため、補色対比が最も強く認識されます。明度差が加わると、注視が明度差に分散するため対比の鮮烈さが減少します。