色の三属性応用

印刷物で、オレンジ色(色相30°、彩度8、明度6)と紫色(色相270°、彩度8、明度6)を同じインク濃度で隣同士に印刷した場合、両色の見た目の「明るさ」や「鮮やかさ」の知覚に関して、最も正しい説明はどれか。

A.オレンジ色の方が長波長であるため、紫色よりも必ず明るく見える
✗ 波長と明るさの知覚には関連性がありますが、システム内のパラメータ値が同じならば、この説明は不正確です。
B.同じ彩度・明度値であっても、色相によって明るさや鮮やかさの知覚が異なる場合があり、オレンジは紫よりも明るく活発に見える傾向がある← 正解
✓ 正解です。人間の目の感度は色相によって異なり、同じ数値でも暖色系(オレンジ)は寒色系(紫)より明るく活発に知覚されます。
C.両色の彩度と明度が同じであれば、色相に関わらず知覚される明るさと鮮やかさは完全に同じである
✗ 心理的な明るさの知覚は色相の影響を受けます。同じ数値でも見え方は異なります。
D.紫色は波長が短いため、オレンジ色よりも物理的に高い彩度を持つ
✗ 彩度は表色系の数値であり、波長の長短では決まりません。数値が同じなら彩度は同じです。

この問題のポイント

人間の目の感度は色相によって異なり、同じ数値でも暖色系(オレンジ)は寒色系(紫)より明るく活発に知覚されます。