衛生管理応用問題

O157(腸管出血性大腸菌)による食中毒が発生した場合、他の細菌性食中毒と比較して特に注意すべき点として最も適切なものはどれか。

A.潜伏期間が数分〜1時間と非常に短いため、発症前の対応が難しい
✗ 潜伏期間が数分〜1時間と短いのは黄色ブドウ球菌など毒素型食中毒の特徴です。O157の潜伏期間は3〜8日です。
B.毒素型であるため、加熱調理済み食品でも毒素が残存しやすい
✗ O157は感染型(生体内毒素型)の食中毒菌であり、菌が腸管内でベロ毒素を産生します。加熱で菌は死滅します。
C.感染菌量が100個以下でも発症しうるため、わずかな汚染でも重篤化する可能性がある← 正解
✓ 正解です。O157は感染菌量が非常に少なく、100個以下でも発症し、溶血性尿毒症症候群(HUS)など重篤な合併症を引き起こす危険があります。
D.主に海産物が原因食品となるため、魚介類の管理を最優先すべきである
✗ O157の主な原因食品は牛肉(特に生食)や野菜などであり、海産物が主原因ではありません。

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