栄養と健康応用問題

脂溶性ビタミンであるビタミンAを長期間にわたって過剰摂取した場合、どのような問題が生じやすいか。

A.水に溶けて尿中に排泄されるため、過剰症は起こらない
✗ 水に溶けて排泄されるのは水溶性ビタミン(B群・C)の特性です。ビタミンAは脂溶性であり、体内に蓄積されます。
B.体内の脂肪組織や肝臓に蓄積し、頭痛・嘔吐・肝障害などの過剰症が現れる← 正解
✓ 正解です。脂溶性ビタミンは体内の脂肪組織や肝臓に蓄積されやすく、ビタミンAの過剰摂取では頭痛・嘔吐・肝障害・催奇形性などの過剰症が起こります。
C.腸からの吸収が抑制されるため、欠乏症になりやすい
✗ 過剰摂取時に吸収が抑制されて欠乏症になるという機序は一般的ではありません。むしろ蓄積によって過剰症リスクが高まります。
D.骨密度が急激に上昇し、骨が脆くなる骨硬化症が生じる
✗ 骨への影響はビタミンDやビタミンKと関連が深く、ビタミンA過剰では骨密度の上昇ではなく、むしろ骨粗鬆症リスクの上昇が報告されています。

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