食品学応用問題
食パンを長時間常温で保存すると硬くなる。この現象の主な原因として最も適切なものはどれか。
A.グルテンが空気中の酸素と反応して酸化し、構造が崩壊するため
✗ グルテンの酸化崩壊はパンの硬化の主原因ではなく、デンプンの変化が硬化に大きく関与しています。
B.糊化したデンプンが老化(β化)して結晶構造に戻るため← 正解
✓ 正解です。焼成時にα化(糊化)したデンプンが、保存中に再びβ化(老化)して規則正しい結晶構造に戻ることがパンの硬化の主な原因です。
C.パン中の水分が蒸発してグリアジンが乾燥凝固するため
✗ 水分蒸発も一因となりますが、真の主原因はデンプンの老化であり、グリアジンの凝固ではありません。
D.パン中の脂質が酸化して油脂成分が固体化するため
✗ 脂質の固体化はパンの硬化の主原因ではなく、むしろ脂質は老化を抑制する働きをします。
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